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映画「ファイトクラブ」をレビュー

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あらすじ

不眠症で苦しんでいた主人公(名前が出てこない)は医者の勧めで睾丸がん患者の集いに行く。そこで睾丸ガン患者たちの悲痛な叫びを聞くことで、心が揺さぶられ自由を感じ、不眠症は解消した。

癖になった主人公は他のいろいろな集いに出席するが、観光気分で出席するマーラ・シンガーが現れ、主人公の心を乱し、主人公は再び眠れなくなってしまう。
 
ある日、出張中の飛行機機内でタイラー・ダーデンと名乗る男と出会い、家に帰ると家が爆破されていた。帰るところが無くなった主人公はタイラーに連絡を取り、バーで一緒に飲むことになった。

泊めてもいいと言うタイラーだが、それには条件があった。それはタイラーを殴ること。戸惑いを覚えた主人公だったが、タイラーの押しの強さに負けタイラーを殴るが、殴り合いになり、生きている実感を得る。

それ以後、バーの駐車場で殴り合いをすることになった彼らだったが、次第に仲間が集まり「ファイトクラブ」を結成する。

最初は純粋になぐり合うことで生の実感を得ることが目的だったクラブが、いつからかテロ集団に変わっていき・・・・・

ある小説を原作にしたこの映画は、暴力的だと非難され、公開当初は製作費を回収できずフォックス重役が何人も解雇される事態となった。しかし、今では名作の一つと数えられている作品です。

感想

いくつものメッセージが隠れている作品ですが、例を挙げると「物質主義への批判」があげられると思います。

作中では主人公は家を爆破されてからタイラーの家に泊まり次第に物に対しての欲が無くなっていきます。

さらにファイトクラブから進化したテロリズム集団、スペースモンキーは個を捨てている集団です。

そしてラストは全米の個人のローンや資産を管理する大企業各社のビルに対する同時爆破テロを企てます。

まあ、人間として生きるなら物欲は当然のものであり、それを捨てることはできないと思います。

ただ、現代人は消費者として消費に対する強迫観念があるのも確かです。

それに対して物に対してこだわりすぎるな、といいたいのだと思います。

他にも「生きることへの実感」が挙げられるかと思います。

主人公もマーラ・シンガーも生きている実感が得られず、患者たちの集いに参加するのですが、

主人公はファイト・クラブを作り生の実感を得ますが、マーラ・シンガーはそれを得られず自殺を企てたりします。

生きていることが実感できない人というのは多いのではないでしょうか。

作中ではファイトクラブが一つの方法として描かれていますが、それが何であれ、生きていると思えることがあるというのは幸せなことだと思います。

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